明日から消費税が8%から10%へと引き上げられる。
2%の増額だが、世間では増税前の駆け込み購入が相次いだという。
ここでは負担が増すもの、負担が減るものをざっとおさらいし、それについて思うことを述べてみる。
▼負担が増すもの
交通費 電気 ガス 水道 病院 郵便 ATM手数料 酒 本 日用品 化粧品 など
こうやって一覧にしてみると、生活に欠かせないものばかり。
1世帯あたり年間で約5万円の負担増となるらしい。
たかが2%とはいえ、5万円増と言われると確かに大きな負担だ。
▼負担が減るもの
住宅ローン 自動車税 幼児・保育教育費 など
毎日かかるものではないが、比較的一度に支払う金額が大きい項目は負担が減る、という印象か。
いずれにしても、負担減は期限付きの場合が多く、増税直後の冷え込みを抑える狙いがある。
増税は嬉しくない。世界中どこを見ても税金が存在しない国はないだろうし、税金によって助けられていることも多い。
しかし、今の日本の場合、税金の使い道があやふやで、税金の恩恵を受けられている実感が無いからこそ、増税に反発したくなるのだろう。
本来なら、、
「来月から増税らしいよ」
「やった!
じゃあ増税のおかげでこんなに楽に、便利になるね!」
とならなければおかしいはず。
現状は、、
「増税?」
「高くなるじゃん。買い物やめようかな」
明日からの増税の理由すらよく分からない。
使い道をはっきりさせて、その恩恵を実感させてくれれば、
なんの文句もない。