一般社団法人 全国軽自動車協会連合会(以下、全軽自協)は、「軽自動車理解促進キャンペーン」なるものを実施している。どのようなものなのか紹介する。
ただその前に、全軽自協とは何か?
全軽自協は、軽自動車及び二輪車の所有権を守り適正な流通を図るために設立された団体だ。
わかりやすく言えば、車検を通す際に利用する軽自動車検査場に事務所を隣接させて軽自動車検査協会が実施する事務手続きなどをサポートしてきた。
具体的には車検時の書類整備確認や検査手数料収納事務、総合案内業務などがそれにあたる。
車検を自分自身で行うユーザー車検などを行う軽自動車オーナーにとっては強い味方となっているのだ。
日本では相変わらず軽自動車の需要が高く人気もある。全軽自協では軽自動車が支持される理由を次の3つとしている。
・地方の足として活躍
・高齢者を支える存在
・女性にとって頼れる味方
具体的に見ていこう。
上記のグラフでは10万人未満の市町村での軽自動車保有台数比率が高いことがわかる。
大都市圏ではなく、地方都市こそ、生活に欠かせない移動手段となっていることが伺える。
図2は、乗用タイプの軽自動車を利用している年齢層を示している。60歳以上が圧倒的に多い。図3では、95%もの高齢者が次も軽自動車に買い替えると答えている。
地方都市でも販売店の多い軽自動車であれば、メンテナンスしやすいことなど、軽自動車を利用するメリットは何かと多いためだ。
図4では、軽自動車の女性ユーザーの比率を表している。取り回しの良さなどから女性の利用者が多いことがわかる。
さらに、驚くべきは図5の表だ。
女性の就業率の高さに比例して、女性の軽自動車ユーザーの割合も高くなっている。このことから、働いている女性にとって、軽自動車はなくてはならない存在だといえるだろう。
仕事で軽自動車に乗ることもあるとは思うが、女性個人で軽自動車を保有し、通勤や買い物、さらには子供の送り迎えなど、日常生活の足として軽自動車を利用していることがわかった。
現在、全軽自協ではこのキャンペーンのスペシャルMOVIEを公開している。
「日本の原動力」というテーマに沿った軽自動車の魅力を発信している。
気になったらサイトの動画を見てみてほしい。