日本自動車工業会は、2019年の四輪車国内需要見通しを発表している。
それによると、四輪車の総需要は5,223,000台で、前年度比98.0%。
このうち、登録車(いわゆる白ナンバーの乗用車)が3,351,000台で、前年度比99.5%。届出車(軽四輪自動車)が1,872,000台で、前年度比95.5%。
という結果が出ている。
同会による分析は…
【登録車】
・景気の拡大傾向は緩まっており、需要は押し下げられている
一方で、
・自動車税の恒久減税、取得税に代わって導入される自動車税環境性能割の軽減措置が下支えとなっている
結論:ほぼ横ばいの見込み
【届出車】
・上記登録車とほぼ同様の分析
結論:若干の減少にとどまる見込み
若者のクルマ離れが叫ばれているとはいえ、少なくとも500万台のクルマが売れていく今の日本。これを多いとみるか、少ないとみるか、難しいところだが、ひとまず去年とほぼ変わらない需要があるということはわかった。