BMW3シリーズに新たなグレードが発表された。
これまで展開されていた320iに加えて、330i、320d xDrive、320d xDrive Mスポーツ、330e Mスポーツ、M340i xDriveが新たに加わった。
320dに搭載されるのは、最高出力192psを生み出す2リッター直4ディーゼルエンジン。新たに開発された2ステージ・ツイン・ターボ・システムを実装。低排出ガスと地面を力強く這うパワー、静寂性を兼ね備えた。
330eに搭載されるのは、合計出力292psを生み出すプラグインハイブリッド。電気モーターと直4ツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンとの組み合わせによって高効率高出力を実現させた。
M340iには、直噴3リッター直6ガソリンターボエンジンを実装。Mパフォーマンスオートモビルによるチューニングが施され最高出力374psを実現している。
欧州仕様での話ではあるものの、0-100㎞/hは4.4秒を、最高速はリミッター作動でも250km/hを記録。3シリーズセダンの最高峰の名にふさわしい性能を得ている。
どんなに高性能とはいえ、個人的にDセグメントで1000万円に迫ってくるのはやはり現実的ではないと考える。ガソリン価格の高騰、燃費効率なども考えると、現状では320d xDrive Mスポーツあたりが妥当だろうか。今後はxDriveではないグレードも登場することが予想できるため、さらなる低コストとなる「320d Mスポーツ」が一番のオススメといえそうだ。