メルセデス・ベンツを展開するダイムラーは2014年から販売戦略を変更し、3つのブランドに整理した。
メルセデス・ベンツ
メルセデス・マイバッハ
メルセデス・AMG
元々は独立したチューナーだったAMGも「メルセデス・AMG」となった。
最初に展開したモデルが「Mercedes-AMG GT」。ポルシェ・カレラに採寸を合わせてくるなど、ライバルを意識した真新しいフォルムに胸踊らされた。
しかし、2ドアであることを考えると使い勝手は決して良くない。このモデルで4ドアがあればいいのに、と考えたものだ。
それから数年。
ついにGTの4ドアモデルが登場した。この夏、ドライブに最高の一台といえるだろう。
キーワードでGTの魅力を探ってみよう。
▼3.2sec.
世界的に有名なコース「ニュルブルクリンク」の北コースにて記録した0-100㎞/hの加速タイム。量産4シーター車としてはコース最速(2018年10月現在)。
▼639ps
4L V8直噴ツインターボエンジンがなせる業。
▼461L
ラゲッジスペースの容量。後席をすべて倒せば1324Lに拡張可能。
はじめて出荷される車両に限定のアイテムなどを装備した台数限定モデル「Edition1」を発表することがある。
今回紹介するモデルにも「Mercedes-AMG GT 63 S 4MATIC̟+ Edition1」が設定された。
高速走行時に安定したハンドリングを実現するエアロパーツやパフォーマンスシート、専用フルレザー内装、21インチ鍛造アルミホイール、インテリアトリムなど充実した限定オプションが魅力だ。Edition1の価格は24,770,000円。
Edition1でなくても、下記写真のように快適なドライブに一役買う装備が充実している点もありがたい。
もう、使い勝手なんてどうでもいい。
Z4を眺めていたら、多くを語るのはやめようと思った。
写真でその魅力を感じてもらいたい。
この夏に乗りたい理由がきっと見つかるはずだ。
“四角いボルボが好きな方、お待たせしました!”
そんな折込広告を見て、
え?四角い??どこが??
なんて思ったが、前モデルと比較すると確かに四角い。全体的に丸みを帯びてはいるものの、ところどころにエッジの効いたスクエアなデザインが見られる。
見慣れてくるとカッコよく思える数少ない一台だ。
ボルボと言えば、
そう。
「世界一安全」
レジャーやアウトドアの疲れで、帰り道の運転も注意散漫にならないためにも安全装備は必要不可欠。
世界初となる安全装備も多数。
▼大型動物検知機能(夜間含) ※世界初
走行中の車線へ大型動物が接近すると警告する。ドライバーがブレーキをかけない場合は自動ブレーキが発動し、最大15㎞/hの減速となる。
▼インターセクション・サポート(右折時対向車検知機能) ※世界初
交差点内で右折する際、対向車の動向を監視。衝突の危険を感知するとオートブレーキを作動。衝突を回避、または衝突時の衝撃を軽減する。
▼ランオフロード・ミティゲーション(道路逸脱回避支援システム) ※世界初
道路から逸脱する危険を感知すると、ステアリング操作やブレーキ操作をアシストし車線のはみ出しを回避。
▼ランオフロード・プロテクション(道路逸脱事故時保護システム) ※世界初
衝突や事故が発生する前に電動プリクラッシュ・テンショナー付フロントシートベルトが、乗員をシートの安全な位置に固定する。万が一衝突してもエアバッグやブレーキペダルなど様々なシステムが連携して、乗員を保護するよう最適な動作が発動する。これにより負傷リスクを低減できるという画期的システム。
車内のスピーカーには「Bowers & Wilkins」を採用。音質にも妥協はない。
渋滞でイライラしたときはお気に入りかつ上質な音楽で気分転換がはかれることは間違いなさそう。
この夏に乗りたいクルマと題して国産車編と外車編の2回に渡ってお送りした今回のブログ。
国産車編では比較的安価で実用性の高いクルマを、外車編では比較的高価で手が届きにくいものの、走りやデザイン、安全性など付加価値の高いクルマをそれぞれ違った視点で絞り込んでみた。
この記事を見て気になったクルマがあれば、ぜひショールームで実車を確認することをお勧めしたい。思った以上に好印象になることがほとんどだからだ。もちろんその逆もしかり。百聞は一見に如かず、とはまさに“クルマ”のことだ。