2019年3月22日から24日までの3日間、東京ビッグサイトで日本最大級の二輪車の祭典「第46回東京モーターサイクルショー2019」が開催された。累計来場者数は14万9524人が来場。前年比で102%という盛況だった。
今年のテーマは「はじめよう バイク」と題し、153者のメーカーや団体、555台の車両が出展された。
今回の出展で目立ったのは電動バイクの多さだ。クルマだけでなく、二輪業界にも電動化の波が押し寄せていることが明確となった。
また、クルマ中心の東京モーターショーには何度か行ったが、バイク中心の東京モーターサイクルショーは初。はじめて知ることも多かった。
プロジェクトBIG1の代表格「CB1300SF」。現行白バイの原型の1つ。
生き残り4気筒の名車「CB400SF」。誰もが最初にまたがる教習車としてもおなじみ。このクラスにしてはかなり高価なのがネック。
人気の1000クラスには最新「CBR1000RR」が展示。人が多すぎて写真は撮影できなかった。
プ、プジョー?!クルマだけじゃないの??
恥ずかしながら、はじめて知った、プジョーのバイク。
目線を合わせてくれたプジョーモーターサイクルのモデルさん。
同社のラインナップの中心はスクーターのようだ。フランスに合うフランスらしいデザインが特長。
こちらはBMWモトラッドブースの一角。大きく傾けたバイクにまたがって写真を撮れる。気分はMOTO GPライダー!
近年、人気・性能ともに急上昇中のイタリアボローニャに拠点を置くバイクメーカー。
アウディに買収されたことでも話題となった。
スーパーバイク選手権への参加を目的に開発された「パニガーレ」シリーズ。
写真は新モデル「パニガーレV4 R」。排気量1000cc。価格は455万円。気軽に乗れない。
一応?警視庁ブースもチェック。
歴代の白バイをパネルで紹介したり、実車にまたがって写真撮影も可能。来場者を飽きさせない!?
ヤマハの最新白バイ「FJR1300AP」。
交通取締だけでなく、要人車列警護や駅伝先導など役割は幅広い。
こちらは首都高所属の「黄バイ」。渋滞中でも素早く事故現場などに駆けつけて対応ができるように、機動性の高いCB400を採用。
民間企業としては二輪車ではじめて緊急車両の指定を受けた。
「かなりの重装備であるため、重さに慣れるのが大変です」(現役隊員談)
バイクと言えばヘルメット。国内大手のアライヘルメットでは、実際に転倒で傷だらけになったライダーのヘルメットを展示。衝撃の大きさを物語る。頭を護ることにすべてをささげる同社の製造工程なども、実際のヘルメット素材を使って紹介。安全性を追うことができる。
バイクと言えば、タイヤ!?
ブリヂストンでは様々な種類のバイクに対応したタイヤを展示。注目されにくいタイヤの最新技術にも触れることができた。
気候も暖かくなってバイクに乗ってツーリングに行くには最高の季節がやってきた。夏は暑すぎるので行くなら今しかない!