ついに桜田義孝五輪担当相が辞任した。
問題となった発言「復興以上に大事なのは高橋議員」は、被災地・被災者を深く傷つけるものだとして、発言の30分後には政府幹部に発言の趣旨が報告された。
桜田大臣が所属する二階派は、「桜田大臣の処遇は菅官房長官に任せる」として、更迭の判断を政府高官に委ねた。
その結果、1時間半後には桜田大臣は官邸に辞表を提出。事実上の更迭となった。
これまでの度重なる発言に目をつぶってきた安倍総理も、被災地・被災者に対する失言には厳しく対応した。
当ブログでも池江選手に対する桜田大臣の発言「がっかり」には、発言時の表情を見れば他意はなく、悪意もない。
励ます意味での発言だった、と記したが、今回の発言ばかりは、容認できない。
あらゆるメディアで「任命責任」という言葉を耳にするが、任命したことへの責任をどのようにとるのか?これまで、どのようにとってきたのか?
まったくわからない。
任命した責任をとって…謝罪?減給??辞任???
聞いたことがない。
本人にとってはリップサービスのつもりが「失言」認定されることは多い。この際、政治家は一切、リップサービスをしなければいい。