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三菱鉛筆ピュアモルト

ウイスキー樽を再利用

クラフトウイスキーの人気が高まっている。国内の大手ウイスキーメーカーは原酒不足により、これまで販売されてきた人気ウイスキーの生産中止を相次いで発表しているためだ。

こうした状況とは直接関係ないが、役目を終えたウイスキー樽を再利用した文房具「ピュアモルトシリーズ」がuniから発売されている。今回は滑らかな書き味が高い評価を得ている同社ジェットストリームを実装したピュアモルトシリーズを入手したので簡単に紹介しよう。

限定カラーのネイビー(黒赤青緑+0.5)

ホワイトオーク

ピュアモルトははどのようにして作られるのか、手順はこうだ。

1.オークの森:大自然の中で育ったオーク(楢/ナラ)を選ぶ。

2.柾目取り:柾目(マサメ)とは木の中心部から放射線状に材を切断した面のこと。これらカットされた材を樽にする。

3.製樽:熟練した職人が材を組み上げ樽を作り上げる。

4.~約70年間ウイスキー樽として使用~

5.解体:役目を終えたウイスキー樽は解体される。

6.曲げ戻し加工:解体した樽材を蒸煮し応力緩和の技術によりまっすぐ伸ばす。その後、乾燥させたり削ったりして家具材になる。

きわめて黒に近いダークブラウン色

ペンによって異なる色味

熟成させる前のウイスキーは無色透明だが、樽材での熟成によって琥珀色へと変化していく。ウイスキーの熟成に関する詳しい説明は次回以降にしようと思うが、ピュアモルトに使われている樽材はなんとも言えない濃い飴色というか、歴史を感じる鈍いツヤも出ている。

ピュアモルトの種類によって樽材の色味は多少異なる。

4色のボールペンとシャーペンが使える5機能モデル「ピュアモルト ジェットストリームインサイド4&1」はカーマインとネイビーの2色展開。ノック式0.5mmのボールペン「ピュアモルト ジェットストリーム インサイドシングル」ブルーグレー、カーマイン、アイボリー、ネイビー、ブラックの5色展開。4&1、シングルのいずれも数量限定となっている。

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