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新天皇即位に見る政治制度

日本は象徴天皇制

日本は、日本国憲法によって日本国民統合の象徴とする制度である「象徴天皇制」をとっているとされている。

天皇の仕事は国事行為にのみ限定されている。

主には、

・内閣総理大臣の任命

・最高裁判所長官の任命

・憲法改正、法律・政令・条約の公布

・衆議院の解散などがある。

ちなみに日本国憲法には元首の記載がないため、いわゆる天皇が国家元首に相当するかどうかは議論がされることも多い。海外からは「君主」としてみられることがほとんどであり、日本は立憲君主制であるともいえる。

世界の政治制度

世界の国々では様々な政治制度をとっている。国によって独特の制度をとっているところも多く、一概に括ることは難しいが、主な国の政治制度をまとめてみた。(国名は正式名称)

●アメリカ合衆国

→大統領制:大統領が議会から分離されており大きな権限を持つ

●フランス共和国

→半大統領制:大統領と議会の双方が権限を持つ

●グレートブリテン及び北アイルランド連合王国(イギリス)

→議院内閣制:儀礼的な大統領(または国王)を持つ

●ドイツ連邦共和国

→連邦制・代表民主制:儀礼的大統領を持つ議院内閣制

●イタリア共和国

→議院内閣制:儀礼的な大統領を持つ

●ロシア連邦

→連邦制・半大統領制:連邦大統領が国家元首となる制度

●中華人民共和国

→社会主義制:一党独裁による社会主義共和国

世界のメディアが速報

世界中の多くのメディアが、新天皇即位に関するニュースを速報で伝えた。各国の首脳からは祝電が届くなど、お祝いムードが広がった。

まもなくアメリカのトランプ大統領との会談も予定されている。

内閣総理大臣はしょっちゅう変わるが、国家元首に相当する天皇陛下が新たに即位するのは30年ぶりのこと。

あらためて、世界各国の国家元首や政治制度について考えてみたい。

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